猛暑が続く中、我々の生活に欠かす事ができない家電がエアコン。
家に帰れば快適な空間を演出してくれる生活必需品ですが、長く使っているとエアコン本体から妙な音が聞こえてくることがありませんか?
それは、何かが滑るようなキュルキュルといった感じの音!
この不快な音を聞くと快適な空間が台無しになるだけでなく
「もしかして故障?」
「買い替えが必要なの?」
なんて不安に襲われるでしょう。
しかし、そのキュルキュルと音が鳴る原因は1つではありません。
中には故障ではなく簡単に直せるケースもあるんです!
そこで今回は【エアコンからキュルキュルと音が鳴る原因と直し方】について解説していきたいと思います。
- エアコンからキュルキュルと音が鳴る原因
- エアコンのキュルキュル音の直し方
- 定期的な清掃の必要性
エアコンからキュルキュルと音が鳴る原因1・内部の汚れ
エアコンからキュルキュル音が鳴る原因で、最も考えられるのは内部の汚れです!
エアコンの仕組みは、室内の空気を取り込んでガスを利用して温度を調整して排出する事。
このため空気の通り道となるフィルーター部分にはホコリやチリが溜まりやすくなるんです。
さらに冷房機能の場合、室内の空気を冷やす事でエアコン内部に結露が発生し水分が出ます。
この結露水とホコリが結びつく事で、カビが発生しやすい環境になるんです!
こういったホコリやカビがエアコン内部に蓄積する事で、キュルキュルという音が鳴る原因になるという訳。
また内部の汚れによるトラブルは嫌なキュルキュル音だけではありません!
たまにエアコンからの風が臭いって事はありませんか?
これはホコリやカビを空気中にまき散らす事で起こるんです。
最近エアコンの電気代が高いって事はありませんか?
これはフィルターが目詰まりを起こし、稼働効率が下がる事で消費電力が上がっている可能性があるんです。
このように、汚れというものは他のトラブルの原因にもなってしまうんですよね。
内部の汚れへの対処法
簡単な話、定期的なフィルター掃除をして下さい!
最近のエアコンには『お掃除機能』なんて便利な機能が付いていますが、そうでない普通タイプのエアコンを使っている家庭は要注意!
かつての私もそうだったんですが、エアコンのフィルター掃除をやってない家庭は結構多いんですよね…。
各メーカーも定期的なフィルター掃除を推奨していますので、キュルキュルと音が聞こえたらフィルターを掃除してみて下さい。
やり方は簡単!
- 安全のためコンセントを抜く
- カバーを開けてフィルターを外す
- フィルターの表側から掃除機をかける
- フィルターの裏側から水圧をかけて流す
- 流しきれないホコリをブラシで優しく落とす
- 日陰で完全に乾かす
- フィルターを戻して終了
フィルター部分は意外と柔らかく繊細なので、掃除機をかける際は力を入れすぎないように注意してください。
またタバコを部屋で吸われる方や台所付近に設置されたエアコンの場合、ホコリ以外にヤニや油汚れが付着している事もあるためぬるま湯や洗剤等を使用して汚れを落としましょう。
自分で出来るエアコンフィルターの簡単な水洗いについては下の記事で詳しく解説していますので参考にして下さい。↓↓↓
エアコンからキュルキュルと音が鳴る原因2・取り付けの問題
フィルターを掃除しても音が止まらない場合、エアコンの取り付けに問題があるかも知れません。
購入時に設置してくれる場合がほとんどですが、稀に設置場所の構造などの理由でズレていたり隙間が空いていたりする事があり得ます。
また長期間に渡り運転を繰り返している事で、固定しているネジが振動で緩んでしまう事も考えられるんですよね。
それ以外に、自分でフィルター掃除をした後にエアコンのカバーをキッチリ閉めていない可能性も…。
そんな状態でエアコンを運転すると、振動できしみが発生しキュルキュルといった音が鳴る事があります。
特に、自分でエアコンを触った場合は要注意!
取り付け不良の対処法
とりあえずエアコン本体に、ガタツキやズレが無いかをチェックしてください!
固定しているネジなどに緩みがあった場合、落下による大きな事故に繋がる恐れがありますのでドライバーを使いしっかりとネジを締め直す事!
また、隙間が空いているようなら段ボールやクッション材を使い隙間を埋めてからネジを締めなおすことで対応することができます。
しかし本体を取り付ける下地部分に問題があるなら自分でやるのは難しいため、専門の電気工事業者への依頼が必要です!
購入からそれほど日数が経過していないなら、買ったお店に連絡すれば無料で再設置してもらえるかもしれませんね。
どこに依頼したらいいか分からない方は【くらしのマーケット】で探すのが便利ですよ!
多くの業者の中から自分に合った最適な業者を見つける事ができるでしょう。
エアコンからキュルキュルと音がする原因3・内部のトラブル
フィルターも掃除し取付にも不具合は見られないなら、残る可能性は内部のファンモーターが原因です!
【ファンモーター】というのは、エアコンから風を送るために高速回転している部分の事。
ファンモーター部分にホコリやカビが蓄積されると、回転軸にゆがみが生じスムーズな回転が出来なくなりキュルキュルという音が鳴る原因に!
この場合は非常に危険で、そのまま放置するとモーター部分に負担がかかり修理不可能な故障に繋がる可能性が高くなります。
そうなるとモーターを交換するしか方法はなく、費用は2~3万かかり痛い出費となってしまうんですよ…。
フィルター掃除・取り付け確認をしても改善されないなら、放置しておくのは危険です!
トラブルが原因の時の対処法
フィルターと違い、私のように知識のない方は自分で修理するのは危険です。
というのも、エアコン内部には複雑な電子部品が多く素人が余計な事をすると、余計な故障に繋がる可能性が非常に高いんです!
中にはホームセンターなどで【エアコンクリーナー】なんかも販売されていますが、エアコンの種類によっては使用できない本体もあるんですよね。
さらに使用後、エアコン本体から出火した!!
なんて事故も実際にあるんですよね?(参考:経済産業省より)
ですのでフィルターよりも内部を掃除したいなら、専門のエアコンクリーニング業者に依頼する事!
費用はエアコン1機あたり【8,000円~15,000円】ぐらいが相場ですが、壊れてから修理や交換するよりは圧倒的に安く済むため年に1度は依頼する事をおすすめします。
下の記事ではエアコンクリーニングを業者に依頼する理由について詳しく解説しています。↓↓↓
定期的なエアコンの清掃が大事
部屋の空気を循環させるエアコンは、あなたが思っている以上に汚れが溜まりやすいんです!
放置しておくと異音の原因だけでなく嫌な臭いの原因にもなってしまうため、できれば2週間に1度はフィルターなどの清掃を心がけるようにしましょう。
また、エアコンを稼働させている限り内部にも汚れは蓄積されていきます。
放置してしまうとエアコン本体の寿命を縮め、修理や買い替えとなると痛い出費に繋がりますよね…。
定期的にプロのクリーニングを依頼する事で、エアコン本体の寿命を延ばすようにした方が経済的ですから。
中でも、最もおすすめしたいエアコンクリーニング業者は【ベアーズ】!
そのメリットについては下の記事で解説していますので参考にしてみて下さい。↓↓↓
エアコンクリーニングの依頼はコチラから↓↓↓
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