ドレンホースとは?
エアコンから屋外に伸びた蛇腹状のホースの事。
このドレンホースの役割は、エアコン内で発生した結露水を外へ排出するためです。
しかし、このドレンホースを定期的に掃除している方はどれぐらいいるでしょうか?
ぶっちゃけ、私は全くやっていませんでした…。
だって、水が流れるだけなら掃除なんて必要ないでしょ??
って思いますよね?
しかし現実は
定期的に掃除しておかないとドレンホースの詰まりの原因になるんです!
そこで今回は【ドレンホースを掃除する必要性と自分で掃除する方法】について解説していきたいと思います。
- ドレンホースは詰まりの原因
- ドレンホースの掃除に必要な物
- ドレンホースの掃除のやり方
- ドレンホースの掃除頻度
ドレンホースを掃除しないと詰まりの原因になる
ドレンホースは基本的に屋外に設置されているため、屋外からの砂や落ち葉といったゴミがホース内に侵入してくる事があります。
また隠れる場所を好むゴキブリや小さな虫なんかも入って来やすく、ドレンホース内部で卵を産んだりする可能性も…。
さらに外からだけでなく、エアコン内部からも結露水と一緒に内部のホコリやガビが一緒に流れ出るため内側と外側から汚れが浸入するのが現実なんです。
こういった汚れが角度のついていない出口付近に蓄積されていくと
ドレンホースが詰まってしまい上手く排水処理ができなくなってしまう事になるんです!
掃除せずにそのまま放置していると、エアコンからの水漏れといった被害が出てしまう事になるでしょう。
ドレンホースを掃除する時に必要な物
ドレンホースの掃除には特別な道具を購入する必要はなく、各家庭にあるアイテムを使って行う事ができます。
絶対に必要な道具は
- 割り箸
- 使い古したタオル(雑巾)
- 輪ゴム
- 掃除機
以上の4つがあれば、ドレンホースの掃除は可能です。
それ以外に、あれば便利なアイテムは
- 軍手
- ワイヤーブラシ
必要な道具が準備出来たら、次からはドレンホースの掃除手順を解説していきます。
自分で出来るドレンホースの掃除方法
自分でドレンホースを掃除する工程は、大きく分けて4つあります。
コンセントを抜く
作業を始める前に電源を切っておくのはもちろん、めったにない事ですが
感電防止のためにコンセントも抜いておきましょう!
屋外にあるドレンホースは表面の汚れも酷いので、直接触ると手が汚れてしまう事になります。
もし軍手があるなら装着し、無いなら事前にタオルなどで表面の汚れを拭き取ってから作業にかかりましょう。
大きなゴミを取る
ドレンホースに最もゴミが溜まりやすい場所は出口に近い部分です。
このため、届く範囲の汚れを事前に取っておくようにして下さい。
やり方は簡単。
割り箸などの細い棒を使ってこびりついた汚れを剥がすようにしてほじくり出します。
この時に、あると便利なアイテムが
排水口の掃除で使うワイヤーブラシ!
先端が汚れをかき出しやすい構造になっていますので、数回ゴシゴシと動かせば汚れゴッソリとかき出してくれますよ。
先端にタオルを巻き固定する
大まかな汚れをかき出したら、先端にタオルを巻きつけて紐や輪ゴムなどで固定します。
どうしてタオルを巻き付けるの?
その理由は、ドレンホースは細いので
このまま掃除機を当てても隙間ができて吸引力を活かせないからなんです!
それだけでなく、掃除機内に直接ゴミを吸い込まないようにフィルターとしての役割にもなるんですよね。
結構な汚れが付着する可能性もありますので、新しいタオルは必要なく使い古した雑巾を使用しましょう。
掃除機で吸い取る
まず掃除機のヘッド部分を外します。
そして、ドレンホースの先端をヘッドを外した掃除機に差し込めば準備完了!
あとは吸い込むだけなんですが、注意点が一つ!
内部に水が溜まっている可能性もあるので
長時間、吸い込み続けるのは避けましょう!
なぜなら、掃除機内に水が入ってしまうと故障の原因になるからです。
掃除機で吸い込むコツは
- 2〜3秒程度吸い込んだら一旦掃除機を外す
- タオルに水がついていないならまた吸い込む
といった感じで数回に分けて掃除機をかけましょう。
ドレンホース専用のクリーナーもあります
実は、ドレンホースの掃除に特化したクリーナーも販売されているんですよね。
その名も、ドレンサクションポンプ!
使い方は非常に簡単で、注射器の要領でポンプで吸い出すだけです。
これなら、中に水が溜まっていても問題なく汚れを吸引する事が可能!
エアコンのドレンホースだけでなく他の配管の詰まりにも使えるため、持っておいて損のないアイテムと言えますよ。
ドレンホースを掃除する頻度
基本的には水を排出するためのホースであり、吸い込む事はありませんので頻繁に掃除が必要な場所ではありません。
このため、年に1~2回ぐらいで十分です!
春や秋など、本格的なエアコンシーズンに入る前ぐらいに掃除しておくようにすればイイでしょう。
また、外部からの汚れを防ぐためにはドレンホースの先端にキャップを付ける方法もあります。
ホームセンターなどで数百円で売られているため、簡単に入手できますから。
特に、ゴキブリの侵入を防げるのは女性にとっては有難いですよ。
まとめてプロに依頼
ドレンホースの掃除頻度に合わせて、エアコン本体をクリーニングしてみませんか?
ぶっちゃけ
エアコンの内部には、ホコリやカビといった有害物質が蓄積されやすいんです!!
こんな空気を吸い込むと喉の炎症の原因になってしまうんですよね↓↓↓
プロに依頼する事で、内部を徹底的にクリーニングすれば
- エアコンの効きが良くなる
- アレルギーが無くなる
- 電気代が安くなる
つまり、良い事だらけなんですよ!
特に、アレルギー源は子供やお年寄りには危険です!!
大切な家族の命を守るために、エアコンクリーニングを検討してみましょう。
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